よくある疑問=占い関連



ここでは、私が占いの仕事中にお客さんから聞いた話、
このHPを見た方から頂いたご意見などを基に、
あくまで私個人の見解として述べさせて頂きます。


占いで人の死を占えるか?

『占いで人の死を予知できるのですか?』  (よくある質問)

結論から言いますと、不可能です。
西洋占星術や四柱推命やその他の「命めいの占い」では、 または精神世界の本などでも、
命に関わりかねない大きな病気や事故の危険がある時期は、
一生のうちで2〜3回訪れると言います。
それらを回避して今現在生きている人も沢山いるのです。
また、手相人相や易やタロットでも、「重大な危険」を示す事は出来ますが、それらは大体、
「○○の部分に気を付ければ大丈夫」というものでしかありません。

ちなみに私たちの世界では、
「死を軽々しく語る占い師は、ニセモノである」 というのが定説になっています。
医者が患者に余命宣告をする時ですら、十分な検査をし、家族との関係、信仰する宗教の有無、
その人の精神の安定具合、大事な仕事を抱えているか、等の検証を十分積んでから
複数の医師と相談を重ねた上で慎重に行うものです。

また、問題は、「その占い師が何のために死を語るか?」でしょう。
自分の占いや霊感の力量をひけらかしたい、とにかく相手を振り向かせて支配したい、等、
とてもまっとうな人間性に基づいているとは言えない場合ばかりです。
または、悪質な宗教団体や霊感商法への勧誘が目的の場合も多いです。

占いや霊感は、それを使う人間の人格や願いの次元の高低によって、高くも低くもなります。
低い人格やモチベーションしか持てない占い師には、その程度の占いしか出来ません。
そういう占い師に、いい方の可能性、別の可能性を知る事は不可能です。
死ぬ可能性が5%、他の道を選べば生きられる可能性が95%の場合、
95%の方にわざと目をつぶり(それともただ見えないのか)、その5%だけを見て、
「Aさんは死ぬ」などと言われても、全く信頼するには値しません。
(2001-10-04)



よくある疑問
・疑問=占い関連
疑問=宗教その他

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