男の美学と女の美学1・前説
金星と火星のある星座


恋愛に対してだけ、まるで別人になる人

太陽のある星座 (いわゆる生まれ星座)は、 その人の人生観の根本にあるものを示します。
でも、他の星だって捨てちゃあおけません。 はぁと
女性(とオカマさん)の場合、
金星は 恋愛における姿勢や「女として自分はこうでありたい」という理想を、
火星は 好みの男性のタイプや「男はこうあって欲しい」という理想を表します。
男性の場合は反対に、
火星は 恋愛での行動パターンや「男として自分はこうでありたい」という理想を、
金星は 好みの女性のタイプや「女はこうあって欲しい」という理想を表します。
(しかし中には、火星の示す「男たるものこうありたい」という理想を 自分で体現しているもいますが)

例えば、太陽が いて座 (いわゆるいて座生まれ)で、 自他共に認める豪快でノーテンキな性格の男が、
金星は さそり座にあって 何をやっても一生懸命で一途な女が好き、
火星は おとめ座にあって 愛し方は真面目で奥手で尽くし型、と、
恋愛に関してだけはまるで別人になる、という事も良くあります。


「恋愛面ではさそり座」の女たち

(以下、敬称略&誕生日順)
おとめ座生まれの 安達祐実、藤谷美紀、PUFFY大貫亜美、漫画家一条ゆかり。
てんびん座生まれの 柏原芳恵、浜崎あゆみ、黒木瞳、中山エミリ。
さそり座生まれの 深田恭子、BOA、小田茜、脚本家龍居由佳里、由美かおる。
いて座生まれの 杉田かおる、和久井映見、加賀まり子、西村知美。
やぎ座生まれの 矢田亜希子、加藤登紀子、俵万智、元ちとせ。
以上の人たちは皆、金星が さそり座にあります。

ドラマでも「さそり座的な女」を演じる事が多く、
作る作品にも「さそり座的な女」を多く登場させます。
また、実生活の恋愛でも、「さそり座的な恋愛」をしているように聞きます。


「内なる金星」と外見とのズレ

例えば、長身のクールビューティーでよくモデルに間違われる女性が、
実は金星を うお座に持っていて、 小柄であどけないイメージの女性を理想としている為に、
「私には何の魅力もない」と真剣に悩んでいたり、
スリムで動きが俊敏で「かわかっこいい」(可愛い+カッコイイ)と評判の女性が、
金星を しし座に持っていて、 ゴージャスなナイスバディを理想としている為に、
「胸くれ!胸!」と事あるごとに吠えていたり、という事も良くあります。

自分の客観的な見た目や雰囲気と、自分の内面にある理想像と、
それらを一旦完全に分けて考えてみるのも良いものです。
「好きなもの」と「自分に本当に似合うもの」が違っているのに、
それに気付かないのも、何だかもったいない話です。


美学と美学のズレ

自分の中にある「女の美学」と「男の美学」、
そして相手の中にある「男の美学」と「女の美学」。
これらの内の二つ〜四つが食い違っているのに気付かなかった為に、
無用な誤解やケンカを招いたり、最悪では別れてしまったり、
そんなカップルは、決して少なくありません。
(例えば、自分は一生懸命愛情表現してるつもりなのに、 相手は全然愛されてないと感じていたり。)

もちろん、食い違っていたって全然かまいません。
自分の思惑と相手の思惑、その双方を冷静に把握して、互いに歩み寄って行けば良いのです。
これから、少しずつ解説して行こうと思います。
(2004-02-26)



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