火の星座(おひつじ座、
しし座、
いて座)は、
行動力があって情熱的と言われています。
恋愛面でそんな星座の影響が出て来ると、愛情表現も能動的になります。
何座生まれであっても
(太陽が何座にあっても)
金星が火の星座にある女性、
火星が火の星座にある男性は、
男女とも、愛される事よりも愛する事に価値を見出し、
自分はこれだけ相手を好きだ、相手と居ると自分はこんなに幸せだ、と
自分の気持ちをアピールする事が愛情表現になりがちなようです。
または、「相手に恥ずかしくない自分になりたい」と、仕事や勉強を頑張ったり、
例え根暗な人でも物事を前向きに考えるように努力したりします。
もしも好きな人が困っていたら、とにかく何の根拠もなく何の理由も提示せず
『あなただったら絶対大丈夫、頑張って』と言えちゃうタイプ。
相手がもし、努力家で頭が良いけど自分に自信のない人なら、
こういう根拠のない明るい励ましは何よりも有益となるでしょう。
しかし相手が、打開するアイデアや実務的物理的な援助や感情的な慰めを欲しがっている場合は、
感謝されなかったり、下手をすれば反発されたりもするでしょう。
問題点は、ワガママと独りよがりでしょう。
「自分が相手にしてあげたい事」ばかりに目が行って、
肝心の「相手がして欲しい事」には気付かない、興味がない、
ひどい時には解ってても無視する事すらあります。
一方、火星が火の星座にある女性、
金星が火の星座にある男性は、
上記のようなキャラの人、上記のような愛され方を、心のどこかで理想としている事が多いようです。
気が強い、人の言う事を聞かない、すぐおだてに乗る、単細胞、ギャグが寒い、
片付けが出来ない、大ざっぱ、計画性がない、ガサツ、声が大きい、騒々しい、暑苦しい、
女であれば、男言葉を使う、肩幅が広くて筋肉質、ガツガツ食べる、男を尻に敷くなど、
一見短所ないし恋愛には不利に思えるこれらの性質を、むしろ魅力に思う事も多いでしょう。
見た目が大人しくても、考え方が明るい人、イザという時にビシッと物を言える人はOK。
反対に苦手なのは卑屈な人。卑怯な人は大嫌い。
ちなみに、金星が火の星座にある男性漫画家の作品では、
何故か必ずヒロインが男らしいです。
金星がおひつじ座=
北条司(ご本人はうお座生まれ)、
金星がしし座=
原哲夫(おとめ座)、高橋陽一(しし座)、
金星がいて座=
宮崎駿(やぎ座)、手塚治虫(さそり座)など。
地の星座(おうし座、
おとめ座、
やぎ座)は、
現実的で控え目で努力家と言われています。
ちなみに
さそり座は、
分類上は水の星座ながら地の星座の性質も併せ持っているようです。
恋愛面でそんな星座の影響が出て来ると、愛情表現も控え目で現実的になります。
何座生まれであっても
(太陽が何座にあっても)
金星が地の星座にある女性、
火星が地の星座にある男性は、
男女とも、自分から愛を表現するのが苦手で、待ちの姿勢を取る事が多いようです。
言葉や態度での表現が苦手な分、頼まれた仕事をきちんとしたり、
あるいは自分で働いたお金でプレゼントを買ったり、手作りのお弁当を差し入れたり、等と
現実の労働で愛を表現しようとします。
または、約束をしてそれを守ったり守ってもらったり、家を建てるなどの目標を立てて努力したり、
籍を入れたり自分に生命保険をかけたり子供を作ったり、等と
愛に安心や信頼や確かな形を求めるようです。
相手の無駄遣いをやめさせたり(例えその無駄遣いが自分のためであっても)、
相手の健康を気遣ったりもするでしょう。
もしも好きな人が困っていたら、現実的な改善のアドバイスをしたがったり、
『私には何が出来る?』と自分が手伝える事を探して実行に移したりするタイプ。
相手がもし、バイタリティーはあるけどオッチョコチョイな人なら、
かゆい所に手の届く有能な秘書となれるでしょうし、そんな自分を密かに誇りに思うでしょう。
しかし、アドバイスの形が「それじゃダメだよ」「このままではいけない」等と
悲観的・後向き・重箱ツッコミになる事も多く、
相手が自分に自信がなくて明るい励ましをほしがってる場合や、優しい慰めを欲しがってる場合は、
相手を落ち込ませたり、露骨に反発されたり、
下手をすれば相手の足を引っ張る事になったりもするでしょう。
問題点は、打算と保身でしょう。
自分が与えた労働力や金銭物質の元を取ろうとしたがったり、
「これだけ愛したんだからこれだけ愛されないと嫌」「愛してくれたら愛してあげる」等と、
愛情を損得勘定で考える人もいます。
また、家族や周囲や世間の意見に逆らえない為に肝心の相手を見殺しにしたり、
相手が何かリスクの大きい行動をしようとする時に「私を好きだったらやめて」と足を引っ張ったり、
約束を破られた時に、破った相手の事情を考えようともせず、
自分が損をした・裏切られたと言って自己中心的な怒り方をしたりもします。
(もちろん、例え結果として約束を破られても、
守ろうとした相手の努力に惚れ直す人もいます。)
一方、火星が地の星座にある女性、
金星が地の星座にある男性は、
上記のようなキャラの人、上記のような愛され方を、心のどこかで理想としている事が多いようです。
クソ真面目、堅物、地味、目立たない、服装のセンスが古い、ギャグが通じない、ノリが悪い、
反応が鈍い、流行に疎い、デートでムードを壊す・外食の食べ残しを持ち帰る、
男であれば、金に細かい、見た目覇気がない、時間にうるさい、女が誘ってるのにHをしようとしない、
一見短所ないし恋愛には不利に思えるこれらの性質を、むしろ魅力に思う事も多いでしょう。
仕事のできる男、家事の上手な女、貯金のある人を魅力に思う事も多いでしょう。
「自分が得だから」という利己的な理由の場合もありますが、それ以上に、
みんなが遊んでいる中で地味な作業をコツコツ努力した、という健気さに惹かれるのでしょう。
一見遊び人でも、自分の仕事や人生について真面目に考えている人はOK。
反対に嫌いなタイプは、いい加減な人、信頼できない人、有言不実行な人。
(2004-05-16)